こんにちは!筑紫野市二日市湯町の湯まちはりきゅう整骨院です!
今日は、近頃学生の患者様に多いシンスプリントについてお話します。
シンスプリントは学生の怪我で最も多い症例です。
正式には「脛骨過労性骨膜炎」と呼ばれ、すねの骨にはいろいろな筋肉が骨を覆っている膜に付いているのですが、
筋肉の疲労で硬くなり、骨膜を引っ張ってしまい炎症が起こっている状態です。
スポーツをしている全ての方に起こりやすいですが、
特にランニングが多い運動、ジャンプすることが多い運動をしている人に多く出やすい症状です。
シンスプリントの原因は、体にやわらかさがなく筋肉が硬くなっているだけでなく、
足首の動きが悪い(外返し)、足の裏(足底のアーチ)と筋肉の硬さ以外にも原因があります。
足の裏は、3つのアーチがあり、そのアーチがあることによって地面からの衝撃を吸収し痛みが出ないようになっています。
しかし、足首や足の指の筋肉の動きが悪くなってしまうとそのクッション機能が無くなってしまい、
アーチで衝撃が吸収できなくなり、足の裏の筋肉に直接的に衝撃が加わり、痛みが出てしまいます。
足の裏とすねの筋肉は、連結していることが多く足の裏の筋肉が硬くなってしまうことで、
すねの筋肉も硬くなり、シンスプリントの痛みに関係していることがあります。
シンスプリントの痛みを我慢して運動を続けていると、
疲労骨折やシンスプリント以外の怪我に関係してしまうので、痛みが出る前に早急に治療を行う必要があります!