こんにちは、骨折の施術を行っている湯まちはりきゅう整骨院です。
橈骨遠位端骨折は、ころんで手をついた際におこる骨折で、頻度の高い疾患です。
特に骨粗鬆症のある方では多発します。
スポーツ活動中に転倒し手をついて起こることも多いです。
手のつき方、骨折線の入り方によって、様々な骨折のタイプがあります。
年齢の分類として、
若木骨折や隆起骨折などがありリモデリングが特徴的な子どもの骨折、
骨折の転位が大きかったり、関節内に骨折が入ったりして、手術を受けないと後遺症が残りやすいことがある青壮年の骨折、
骨粗鬆症などでわずかな外力で骨折が起こりやすい高齢者の骨折があります。
転位による分類として、
コーレス骨折、スミス骨折、背側バートン骨折、掌側バートン骨折、ショウファー骨折などがあります。
症状としては、手首の関節部の強い痛み、腫脹、関節可動域の制限が起こります。
転位がある場合には変形も伴います。
近位の主骨片で、正中神経を直接圧迫したり損傷したり、
腫脹に伴う手根管症候群により正中神経麻痺を合併することがあります。
治療として、ギプス固定や手術療法などを用います。
リハビリとして、固定されていない関節の運動などを行うことが必要です。
骨折の疑いがある方、骨折をしている方は早めにご来院ください。
全力でサポートさせて頂きます。