こんにちは、筑紫野市JR二日市駅近くの湯まちはりきゅう整骨院です。
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先日、患者様に鍼を刺すと、何故鍼を刺した周囲が赤くなるんですか?というご質問を受けました。
鍼治療で刺鍼で周囲が赤くなることを『フレアー現象』と言います。
フレアー現象は軸索反射という、生体反応が関係しています。
軸索とは、神経を伝達する紐が、数多く集まったものです。
鍼を体内に刺していくと、知覚の受容器が感知して、刺激が脳へと求心性に(脳に向かって)伝わります。
鍼灸で血管の透過性を上げ、血管拡張作用を上げる。という働きがあります。
鍼治療は血流改善に働きかけるという事です。
鍼治療後、しばらく時間が経ってからの方が体内に分泌されやすく、効果が持続しやすいという特徴があります。
鍼治療は翌日だったり、少し時間が経ってからの方が身体が楽になったり、効果が実感しやすいという事にも繋がります。
鍼が「異物」として生体に認識されるからこそ軸索反射やフレアが起こり、こうした免疫反応を賦活させることが狙いです。
人が痛みを感じたり、凝りを感じる際には、局所であったり、関連する部位の血流が悪くなっている事が多いです。
鍼治療では、皮膚上からは届かない、深部の筋肉に直接働きかけ、深部の血流改善を促す事ができます。
鍼は東洋医学の素晴らしい治療です!
これからも患者様の症状を改善するため、全力でサポートさせて頂きます!