こんにちは、半月板損傷の施術を行っている湯まちはりきゅう整骨院です。
半月板損傷とは、膝関節の中で大腿骨と脛骨の間にあるC型をした軟骨様の板が損傷し、
関節に加わる負荷が分散できなくなったり、関節の安定性がなくなり痛みなどを引き起こすものです。
スポーツなどの怪我から生じる場合(外傷性)と、
加齢により傷つきやすくなっている半月に微妙な外力が加わって損傷する場合(変性断裂)とがあります。
外傷性では、ストップやターンなどスポーツ中に傷めることが多く、
ジャンプの着地の際などに前十字靱帯の断裂に伴って損傷することもあります。
外傷と関係なく生じるものでは生まれつき半月が大きく分厚く関節の中で引っかかりやすい円板状半月の場合もあります。
症状は急性症状と慢性症状があります。
急性症状では、疼痛が主症状であり、いわゆる奥歯に物が挟まったような痛みや、
膝を伸ばすときに一瞬引っかかるような違和感(キャッチング)が常にあります。
断裂部位が大きく、関節内に半月板の一部が嵌入したケースでは、
関節がある角度から伸展できない状態(ロッキング症状)となり、激痛及び可動域制限が起こり、
歩行ができなくなるケースもある。損傷部位に一致して膝関節部に圧痛及び運動時痛があります。
内側半月板損傷のほうが、外側半月板損傷より5倍も多く発生しています。
慢性症状では、関節炎が起こります。
膝関節に水や血がたまる水腫や血腫を合併します。
さらに長期化すると、患側を無意識でかばうために大腿四頭筋が萎縮してきます。
さらにひどくなると、断裂した半月板がめくれて大腿骨や脛骨の関節の軟骨を傷つけ、
骨を変形させる(変形性膝関節症)原因にもなるので注意が必要です。
半月板損傷をした場合は太ももの筋肉を鍛えていくことがリハビリの一つにあります。
当院でも筋力アップのメニューがありますので気になる方はご相談ください。
全力でサポートさせて頂きます。