こんにちは、筑紫野市にある湯まちはりきゅう整骨院です。
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水は人間が生きていくために必要不可欠なものです。
一日に必要な水分は約2,5ℓと言われています。
通常の生活を送るだけでもこの量の水分が失われているため、
必要な水分量を摂取することが重要になります。
しかし、必要以上の水分を摂取すると水中毒になる可能性があるため、
症状や対策方法をお伝えしていきます。
〈症状〉
〇軽症の場合
・めまい
・頭痛
・頻尿
・疲労感
・下痢
などを起こします。
水分を大量に摂取することで、血中ナトリウム濃度が低下してこのような症状を引き起こします。
〇重度の場合
・錯乱
・嘔吐
・意識障害
・呼吸困難
・脳浮腫による痙攣
・肺水腫
・うっ血性心不全
などを起こします。
重度の場合は命の危険に晒される可能性もあるので注意が必要です。
〈水中毒を起こす原因〉
・不安、幻覚、妄想などの症状から多飲傾向になる。
・向精神薬を服用することで生じる副作用の口渇。
・精神薬などを長期的に服用すると視床下部の口渇中枢を刺激して、抗利尿ホルモンの分泌が促され、水分貯留を起こす。
・ストレスなどにより多量の水分を摂取する。
・ダイエット時の空腹を紛らわすため水分を多量に摂取する。
水の飲みすぎと言ってもその時の環境や体格など個人差がありますが、
約1時間以内に1ℓ近く飲むのは避けましょう。
一般的にコップ一杯(約200㎖)一日に7回に分けて飲むのが体に負担のない量と言われています。
水中毒を起こした場合には、水分摂取の制限や塩分補給をする必要があります。
急速な塩分補給には気を付けてください。
・こまめな経口補水液の摂取
・梅干し・塩飴などの摂取
なども塩分補給には有効になります。
〈水中毒にならないための対策〉
・水分補給は少量ずつを何回かに分けて摂取する。
・水分摂取の合間に、うがいなどで口内を潤す。
・摂取する水分を経口補水液にする。
水だけで水分補給をすると低ナトリウム血症になりやすいので、
ナトリウムを含んでいる経口補水液で水分補給をすると低ナトリウム血症を防ぐことができます。
これらのことに気を付けて正しく水分補給をして、
身体の調子を整えましょう。
わからないことがあればなんでもご相談ください。
全力でサポートさせて頂きます。